オリンピックやWBCにメジャーリーガーが出ない理由が気になる方が多いようです。
そこで本記事は以下の様な事について詳しく解説していきます。
- オリンピックやWBCにメジャーリーガーが出ない理由はなぜ?
- WBC野球のアメリカ代表の本気メンバー予想
- WBC野球の日本代表の本気メンバー予想
- WBC過去の結果
2023年に第五回WBC野球が開催される事になりましたのでアメリカ代表、日本代表の本気メンバー予想や、WBCの過去の結果についても解説していきますので最後まで読んでくださいね。
目次
オリンピックやWBCにメジャーリーガーが出ない理由はなぜ?
オリンピックやWBCにメジャーリーガーが出場しない理由はいくつかあります。
順番に解説していきますね!
怪我や調子低下のリスクがある
怪我や調子低下のリスクがある以上、雇い主(チーム)は大事な選手を代表に行かせる事を嫌います。
選手に何十億も払っていますし当然と言えば当然でしょう。
あなたは、『怪我のリスク付きの日本代表エース大谷翔平』と『メジャーリーグでサイヤング賞にリーチのかかっている大谷翔平』
どちらが見たいですか?
私は後者です!
しかし「国を背負う」ことが好きな選手も中にはいる様です。
フィラデルフィア・フィリーズのブライス・ハーパー外野手がその1人です。
ハーパーは2020年、取材に応じた際にこの様に話しています。
「野球と言うスポーツをできるだけ発展させたいと望みながら、たった2週間分の金を失いたくないと言うだけの理由で、僕たちがオリンピックに出場することを許可しない? まったく馬鹿げているよ」
スポーツ専門局『ESPN』の取材より引用
レギュラーシーズン中に開催される
オリンピックは夏季に行われる為メジャーリーグはレギュラーシーズン中です。
日本プロ野球はオリンピック期間中はペナントレースを中止しますがメジャーリーグは中止しません。
その為、どのチームも主力選手を出すわけにはいきません。
特にプレーオフに出られる可能性があるチームや個人タイトルを狙ってる選手の場合は尚更です!
あなたは、『怪我のリスク付きの日本代表4番大谷翔平』と『メジャーリーグでホームラン王争いしている大谷翔平』
どちらが見たいですか?
2回目です。笑
賞金がほとんどない
メジャーリーガーはそもそもオリンピックに価値を感じていない人が多いです。
その一番の理由は賞金が少ない事です!
オリンピック金メダリストの報奨金は国によって異なりますが米国は3万7500ドル(約409万円)と日本より低い金額です。
日本の報奨金は1人当たり金500万円、銀200万円、銅100万円で非課税扱いです。
日本や米国は競技団体や所属企業・スポンサーなどからの報奨金が比較的大きいため、トータルでみれば一概に低いというわけでもない。
2020年東京五輪代表の坂本勇人選手の年俸は6億円と言われていますので割に合わない金額なのは明白ですしメジャーリーガーとなれば尚更です。
海外のオリンピック報奨金はいくら?
- シンガポールの73万8000ドル(約8040万円)
- アジア諸国の一部でも約6000~7000万円台
- 欧州は約2000万円台
- 中国は高級車(約630万円)や高級マンション(約8000万円)などが贈られる
- 韓国は男子メダル獲得者に事実上の兵役免除
- 発展途上国では身元が保証される
野球以外のスポーツは?
JOCからの報奨金以外は競技団体、競技によって違いがあります。
- 陸上・ゴルフは2000万円で最高額
- 卓球・バドミントンなどは1000万円
- 柔道に関しては、次世代の強化選手育成に予算を多く投じるために無報酬
- ゴルフでは金銭以外の付加価値、国内ツアー5年シード権の付与
- 各選手、所属先やスポンサーから報酬がもらえる
2021年オリンピックのアメリカ代表の野球メンバー
野球U18のアメリカ代表ピッチャー
ホントに高校生か?
控えめに言っても三十後半に見えるぞ pic.twitter.com/Lbj9x5cz72— 房総の狂犬(柴犬)やまちゃん (@TzXdfe) September 1, 2017
前述した理由により前回のオリンピックにはメジャーリーガーは一人も出場していませんでした。
ではどんな選手が代表に選ばれたのか見ていきましょう。
東京オリンピック野球アメリカ代表メンバーと所属
- シェーン・バズ(レイズ傘下ダーラム/AAA)
- アンソニー・カーター(サラペメーカーズ/メキシコ)
- ブランドン・ディクソン(カージナルス傘下メンフィス/AAA)
- アンソニー・ゴース(インディアンズ傘下コロンバス/AAA)
- エドウィン・ジャクソン(無所属)
- スコット・カズミアー(ジャイアンツ傘下サクラメント/AAA)
- ニック・マルティネス(ソフトバンク/NPB)
- スコット・マクガフ(ヤクルト/NPB)
- デビッド・ロバートソン(無所属)
- ジョー・ライアン(レイズ傘下ダーラム/AAA)
- ライダー・ライアン(レンジャーズ傘下ラウンドロック/AAA)
- シメオン・ウッズ・リチャードソン(ブルージェイズ傘下ニューハンプシャー/AA)
- ティム・フェデロビッチ(ドジャース傘下オクラホマシティ/AAA)
- マーク・コロスヴァリ(レッズ傘下チャタヌーガ/AA)
- ニック・アレン(アスレチックス傘下ミッドランド/AA)
- エディ・アルバレス(マーリンズ傘下ジャクソンビル/AAA)
- トリストン・カサス(レッドソックス傘下ポートランド/AA)
- トッド・フレイジャー(無所属)
- ジェイミー・ウェストブルック(ブルワーズ傘下ナッシュビル/AAA)
- タイラー・オースティン(DeNA/NPB)
- エリック・フィリア(マリナーズ傘下タコマ/AAA)
- パトリック・キブルハン(パドレス傘下エルパソ/AAA)
- ジャック・ロペス(レッドソックス傘下ウースター/AAA)
- バッバ・スターリング(ロイヤルズ傘下オマハ/AAA)
ご覧の通り、ほとんどがマイナーリーグの選手ですよね。
中にはNPB(日本プロ野球)で活躍している選手もいますね!
NPBは前述した通りオリンピック期間はペナントレースが中断しますし助っ人外国人は自国代表として出場する事が可能です。
【マイナーリーグの階層】
最上位の3A(英語ではAAA=トリプル・エー)から順に2A(英語ではAA=ダブル・エー)、1A(英語ではA=シングル・エー)
WBC野球のアメリカ代表の本気メンバー予想
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— THE DIGEST (@THEDIGESTweb) July 31, 2020
2023年に第五回WBCが開催されます!
2022年時点でのアメリカ代表メンバーベストナインを予想しました!
- 1(右)ムーキー・ベッツ
- 2(左)クリスチャン・イエリッチ
- 3(中)マイク・トラウト
- 4(DH)コディ・ベリンジャー
- 5(一)ピート・アロンソ
- 6(三)マット・チャップマン
- 7(二)マックス・マンシー
- 8(遊)トレバー・ストーリー
- 9(捕)JT.リアルミュート
- (投)ゲリット・コール
ムーキー・ベッツ
所属 | ロサンゼルス・ドジャース |
---|---|
出身地 | テネシー州ブレントウッド |
生年月日 | 1992年10月7日 |
年齢 | 29歳 |
投打 | 右投右打 |
クリスチャン・イエリッチ
所属 | ミルウォーキー・ブルワーズ |
---|---|
出身地 | カリフォルニア州サウザンドオークス |
生年月日 | 1991年12月5日 |
年齢 | 30歳 |
投打 | 右投左打 |
マイク・トラウト
所属 | ロサンゼルス・エンゼルス |
---|---|
出身地 | ニュージャージー州バインランド |
生年月日 | 1991年8月7日 |
年齢 | 30歳 |
投打 | 右投右打 |
コディ・ベリンジャー
所属 | ロサンゼルス・ドジャース |
---|---|
出身地 | アリゾナ州マリコパ郡チャンドラー |
生年月日 | 1995年7月13日 |
年齢 | 26歳 |
投打 | 左投左打 |
ピート・アロンソ
所属 | ニューヨーク・メッツ |
---|---|
出身地 | フロリダ州タンパ |
生年月日 | 1994年12月7日 |
年齢 | 27歳 |
投打 | 右投右打 |
マット・チャップマン
所属 | トロント・ブルージェイズ |
---|---|
出身地 | カリフォルニア州ヴィクターヴィル |
生年月日 | 1993年4月28日 |
年齢 | 28歳 |
投打 | 右投右打 |
マックス・マンシー
所属 | ロサンゼルス・ドジャース |
---|---|
出身地 | テキサス州タラント郡ワトーガ |
生年月日 | 1990年8月25日 |
年齢 | 31歳 |
投打 | 右投左打 |
トレバー・ストーリー
所属 | ボストン・レッドソックス |
---|---|
出身地 | テキサス州アービング |
生年月日 | 1992年11月15日 |
年齢 | 29歳 |
投打 | 右投右打 |
JT.リアルミュート
所属 | フィラデルフィア・フィリーズ |
---|---|
出身地 | オクラホマ州オクラホマ郡デルシティ |
生年月日 | 1991年3月18日 |
年齢 | 31歳 |
投打 | 右投右打 |
ゲリット・コール
所属 | ニューヨーク・ヤンキース |
---|---|
出身地 | カリフォルニア州ニューポートビーチ |
生年月日 | 1990年9月8日 |
年齢 | 31歳 |
投打 | 右投右打 |
WBC野球の日本代表の本気メンバー予想
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NICE SHOT📸#野球 日本代表
\悲願の #金メダル を獲得した侍ジャパン
表彰式の様子をお届け💁♀️✨@samuraijapan_pr#がんばれニッポン#Tokyo2020 #TEAMJAPAN#オリンピック pic.twitter.com/WQeOKoB1d3— TEAM JAPAN (@Japan_Olympic) August 8, 2021
続いて2022年時点での日本代表メンバーベストナインですが、既に予想している私自身も納得できる記事がありましたので気になる方はこちらを参照ください↓
2022年時点の日本人メジャーリーガー
【投手】
- 大谷翔平(ロサンゼルス・エンゼルス)
- ダルビッシュ有(サンディエゴ・パドレス)
- 前田健太(ミネソタ・ツインズ)
- 菊池雄星(シアトル・マリナーズ)
- 澤村拓一(ボストン・レッドソックス)
【野手】
- 筒香嘉智(ピッツバーグ・パイレーツ)
- 秋山翔吾(シンシナティ・レッズ)
- 鈴木誠也(シカゴ・カブス)
オリンピック同様にメジャーリーガーが出場するか不明です。
しかしWBCはMLBが主催しています。
自分たちが主催ですからオリンピックと比較するとメジャーリーガーも多く出場する可能性が高そうですよね!
発足当初は問題点も多かったWBCですが、大会を重ねるごとにメジャーリーガーの関心も高まってきました。
近年では辞退する選手が多く見受けられますが怪我や調子悪化のリスクが要因でしょう。
WBCに大谷翔平は出場する?
侍ジャパン新監督 栗山氏が最有力候補!大谷と“師弟コンビ”で23年WBC世界一奪回目指す(スポニチアネックス)- Yahoo!ニュース https://t.co/QvH78cwmRw
侍ジャパンの新監督に、日本ハム監督を退任した栗山英樹氏(60)が最有力候補に挙がっていることが13日、分かった。 pic.twitter.com/QFMuz0ntbh
— のもとけ (@gnomotoke) November 13, 2021
結論からお話しすると2023年のWBCに大谷翔平選手は出場すると予想します!
理由は、大谷選手と栗山監督の以下の発言からです。
栗山監督「日本ハム時代の前回17年は故障があってジャパンに行くことができなかった。
本人は『日本のために』という意識が高い。その時の状況を含めて、しっかり考えたい」
中日スポーツ東京中日スポーツより引用
大谷選手(オリンピック出場に関しての質疑応答)
「僕の気持ちだけで、どうの(出場の可否)ということはない」
日刊ゲンダイより引用
栗山監督の発言からして、大谷選手は出場したかったけど怪我が理由で出場出来なかったという言い方をしていますよね!
そして大谷選手の発言も気持ち云々、チーム(オーナー)の許可が全てという言い方ですからMLB主催のWBCはチームの許可がおりる可能性が高いです。
また、大谷選手と栗山監督は愛弟子の関係ですからオファーする確率も高ければ、オファーを受ける確率も高いでしょう!
WBC過去の結果
第一回 (2006) |
【1位】日本【2位】キューバ【ベスト4】韓国、ドミニカ共和国 |
---|---|
第二回 (2009) |
【1位】日本【2位】韓国【ベスト4】アメリカ、ベネズエラ |
第三回 (2013) |
【1位】ドミニカ共和国【2位】プエルトリコ【ベスト4】日本、オランダ |
第四回 (2017) |
【1位】アメリカ【2位】プエルトリコ【ベスト4】日本、オランダ |
日本は第一回から2連覇した後は優勝から遠ざかっているので次回こそ優勝してほしいですね!
当初は2021年に第五回が開催予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で2023年に延期されました。
まとめ
今回はオリンピックやWBCにメジャーリーガーが出ない理由はなぜなのか?大谷翔平は出場するのか?などについて、私の考えも交えながらお伝えしてきました!
✅オリンピックやWBCにメジャーリーガーが出ない理由はなぜ?
- 怪我や調子低下のリスクがある
- レギュラーシーズン中に開催される
- 賞金がほとんどない
✅WBC野球のアメリカ代表の本気メンバー予想
- 1(右)ムーキー・ベッツ
- 2(左)クリスチャン・イエリッチ
- 3(中)マイク・トラウト
- 4(DH)コディ・ベリンジャー
- 5(一)ピート・アロンソ
- 6(三)マット・チャップマン
- 7(二)マックス・マンシー
- 8(遊)トレバー・ストーリー
- 9(捕)JT.リアルミュート
- (投)ゲリット・コール
✅WBC野球の日本代表の本気メンバー予想
✅WBC過去の結果
第一回 (2006) |
【1位】日本【2位】キューバ【ベスト4】韓国、ドミニカ共和国 |
---|---|
第二回 (2009) |
【1位】日本【2位】韓国【ベスト4】アメリカ、ベネズエラ |
第三回 (2013) |
【1位】ドミニカ共和国【2位】プエルトリコ【ベスト4】日本、オランダ |
第四回 (2017) |
【1位】アメリカ【2位】プエルトリコ【ベスト4】日本、オランダ |
いかがだったでしょうか?
オリンピックやWBC出場は自分の意思だけではなくチームの事情がほとんどの様ですね。
注目はやはり大谷翔平選手ですよね!
出場している姿は見たいけどレギュラーシーズンに影響のない様にしてほしいですね。
大谷翔平選手の成績はもちろんですが恋愛事情や学歴、経歴、家族など周辺情報が気になる方も多い様です!
まとめてありますので良かったら見てみて下さい。

最後まで読んで頂きありがとうございました!